今日の備忘録

演劇鑑賞(08/30)

雨と夢のあとに

本当は前売券を準備しておきたかったんだけど、こっちに帰ってこれる日も決まってなかったため当日券で鑑賞することに。

さてさて、福田麻由子さん演ずる雨ちゃんとお父さんの深き愛情を描いた物語でしたが、当方は原作の小説も読んでなければテレビドラマも見てなかったので、新鮮なまなざしでどっぷりと鑑賞することができました。

テレビで見てるよりもめちゃめちゃ華奢なうえ、テレビで見るよりすんごく美しいの。なにより表情がすてきだった。
  知らぬところでいろんな努力をしてるんだろうな、ということがひしひしと伝わってくるほどにプロ意識を感じさせられる。

ところどころに笑いのタネが仕込まれていたんだけど、ツボにハマったのはおじいさん。
  こうやって常に観客の目を楽しませようとするところも演劇の魅力のひとつなのかな。

観覧車に乗るあたりからのラストシーンには感動。
  けど、ガメラで泣けて、なんでこれで泣けんか…。

終演後、客席に向かって深々と頭を下げる彼女に、盛大な “ありがとう” と “おつかれさま” の拍手を送り、夜の劇場を後にする。

なんかね、すごかったよ。
  劇場を出たあとも複雑な気分だったり、心地よい気分だったり、ほんとよく分かんなかったや。
  これが演劇ってものなのか、それとも福田さんによるものなのか、はたまたそれらが総じてそうなったのか…。

きっと5回は観ないと分かんないだろうな、うん。

舞台っていいなー。
  またこのような演劇があればどんどん観に行こうね。ねっ?

ナイスタイミングで休みをくれた会社にほんのちょっぴりだけ感謝。
  やっぱさー、休みの日には気分転換というか、こういう経験を積まにゃあならんからね。
  毎日毎日、社宅 <-> 会社の往復だけじゃ、人生つまんないって。
  あぁ、関西に帰ってきたいなぁ。

久しぶりに乗った阪急電車の香りに、「俺は今、関西にいるんだ。」という妙な安心感を覚えた一日。
  全然関係ないけど、阪急淡路駅の構内配線がめっちゃ好き。美を感じるね。